24時間型ジムには、安い料金、いつでも利用できるなどの共通点がありますが、ジムによって異なる特徴もあります。
24時間型ジムフィットネスジム「エニタイムフィットネス」を見学してきました。
本記事では、エニタイムフィットネス見学時の印象をもとに、 エニタイムフィットネスの特徴やオススメの方を解説します。
エニタイムフィットネスとは?
エニタイムフィットネスは、 24時間年中無休のマシン特化型フィットネスジム。
24時間ジムには、地方に1~数店舗を構える地方型、全国に50店舗以上を構える全国型など様々な種類がありますが、 エニタイムフィットネスは、 全世界に店舗を有する巨大なグローバル型24時間ジムです。
エニタイムフィットネスは、アメリカを中心に世界中で約5,000店舗、日本でも1,000以上の店舗を展開して、今なお急成長中。
店舗数が多いため、自宅の近くの店舗を見つけやすいというメリットがあります(2023年10月現在)。
施設の特徴
エニタイムフィットネスには、様々なマシンが備わっています。
マシン特化型フィットネス
エニタイムフィットネス は、24 時間年中無休のマシン特化型フィットネスジムです。
一般的に、「スポーツクラブ」は、「室内プール、トレーニングジム、スタジオなどの運動施設を有し、会員に提供する事業所」と言われています(総合型)。
「スポーツジム」は、筋肉のトレーニングやランニング等をするための各種のマシンを利用できる施設」です(マシン特化型)。
24 時間型フィットネスジムの多くは、 マシン特化型のスポーツジムに該当します。
ただし、 24 時間型フィットネスジムの中には、プール、風呂・ジャグジー、スタジオなどの施設を備えるタイプのジムもあります。エニタイムフィットネスは、プール、風呂・ジャグジー、スタジオを備えない、マシン特化型の年中無休の24時間フィットネスジムです。
三軒茶屋 24hours店 | 赤羽店 | 八王子店 | 水天宮前店 | |
---|---|---|---|---|
タイプ | 総合型 | マシン特化型 | マシン特化型 | マシン特化型 |
月額例 | 12,900円 | 7,898円 | 2,980円~ | 2,980円~ |
マシン | ○ | ○ | ○ | ○ |
シャワー | ○ | ○ | × | × |
スタジオ | ○ | × | × | × |
プール | ○ | × | × | × |
温浴・サウナ | ○ | × | × | × |
公式サイト | ディップネス | ファストジム24 | フィットプレイス24 | チョコザップ |
(*) 月額はプラン・オプションにより変動
充実したマシン
写真は、見学したエニタイムフィットネスの店舗内の様子です。
写真のように丁寧な仕切りで衛生管理された様々な種類のマシンが多数用意されています。
多数のマシンの中からいくつか紹介します。
有酸素系マシン
有酸素系マシンとして有名なマシンは、トレッドミル(ランニングマシン)とバイク(自転車型のトレーニングマシン)です。多くの24時間型フィットネスジムは、両方のマシンを用意しています。
エニタイムフィットネスでは、上の写真のように「クロストレーナー」も用意されていました。
クロストレーナーは、クロスカントリーのように手と足を同時に伸縮するタイプのトレーニングを行うためのマシン。
トレッドミルとバイクでは、手を殆ど動かさず足を動かすことで、有酸素運動を行う一方で、 クロストレーナー は手足全体を使った全身運動をすることができます。
クロストレーナーは、運動域が大きく、効率よく有酸素運動するのに適したマシンです。
体感的には、トレッドミルとバイクと比べるとクロストレーナーは負荷が高く、短時間でかなり疲労します。言い換えると消費カロリーが大きい有酸素系マシンです。
多くの24時間型フィットネスジムでは、テレビやYouTubeなどの映像や音声を楽しみながら有酸素系マシンを利用することができます。
エニタイムフィットネスでは、下の写真のようにネットフリックスも観られるモニターが有酸素系マシンに付設されていました。
ネットフリックスは多くの映画やドラマを用意していますので、マシンでトレーニングしつつ好きな映画ヤドラマを観て楽しむことができるのは、すごくイイ!と感じました。
ただし、エニタイムフィットネスの有酸素系マシンを利用してトレーニングするときにネットフリックスを観る場合、会員個人がネットフリックスと契約していることが前提となっているそうです。
普段から、 ネットフリックス と契約して映画などを楽しんでいる会員さんであれば、自宅だけでなくフィットネスジムでも映画などを観ながらトレーニングすることができます。
肩周り系マシン
エニタイムフィットネスでは、上の写真のように、肩周り系のマシンとして、ショルダープレスが用意されていました。
特定の部位の筋肉に負荷を与えるマシンとしては、レッグプレス(お尻やふともも)やチェストプレス(大胸筋)が有名でこれらを置いてある24時間型ジムは多いですが、ショルダープレスを置いているジムはいいなと思いました。
デスクワークを続けると、肩こりや猫背になりがちです。私も最近デスクワークが多くなってきて、少し肩こりが出るようになってきました。これは肩甲骨が開いて肩や背中の筋肉が緊張状態になるからと言われています。
ショルダープレスやシーテッドローイングは、 肩こりや猫背に効果的なマシンとして知られています。
デスクワークの仕事をしている方は、肩周り系のマシンでの運動をオススメです。
足腰系マシン
<レッグカール>
<ヒップアダクション>
足腰を鍛えるマシンとして、レッグカール、ヒップアブダクション、ヒップアダクションが有名です。
新型コロナ流行から在宅勤務になった方も多いと思います。在宅勤務では外を出歩く機会が少なくなりました。年齢を重ねると足腰を鍛える重要性も感じます。
有酸素系マシンでランニングも効果的と思いますが、さらに、足腰系マシンがちゃんと置いてあるのは有り難いと思いました。
エニタイムフィットネスでは、上の写真のように、足腰系マシンとして、ヒップアダクションとレッグカールが用意されていました。
お腹周り系マシン
お腹周りをシャキッ!としたい方は多いと思います。
男性だとシックスパックを目指したり、女性では綺麗なプロポーションを保つために、お腹周り系マシンは必須です。
お腹周り系マシンとして、トーソローテーションやクランチが有名です。
エニタイムフィットネスでは、上の写真のように、お腹周り系のマシンとして、アブドミナルが用意されていました。 最近、自分はお腹周りも気になってきたので、シックスパック目指して頑張りたくなりました。
サービスの特徴
エニタイムフィットネスは充実したマシンを備えるだけでなく、多彩なサービスも提供しています。
上の写真はエニタイムが提供する水素水サーバー。月額1000円程度で水素水が飲み放題。ワークアウト中は、水分補給が欠かせないので、頻繁にジムに通う会員にとって水素水サーバーは有り難いサービスです。
24時間安心セキュリティ
24時間型ジムは、夜中でも利用されるので、セキュリティが重要です。
エニタイムフィットネスのセキュリティはしっかりしているなという印象です。
エニタイムフィットネスのセキュリティをまとめます。
・ 専用セキュリティキー(キーがないと入館できません)
・ 入館履歴の管理
・ 防犯カメラの設置
・ 緊急呼び出しボタンの設置
(出典;安心・安全の理由|エニタイムフィットネス (anytimefitness.co.jp))
室内は暗めでトレーニングに集中しやすい
エニタイムフィットネスを見学した時間帯はお昼過ぎでしたが、館内はやや暗かったです。
館内全体はやや暗いのですが、マシンなどトレーニングスペースには上からライトが当たっていて、マシンを利用してトレーニングするのには全く問題なさそうでした。
見学当日、係員の方の説明によれば、「少し館内全体を暗くし、トレーニングマシンに光を当てると、集中してトレーニングしやすい」とのことでした。他の24時間ジムと比べて、店舗内の照明は少し暗めに設定されていました。
徹底した感染症予防対策
トレーニング後、使い捨てのウェットティッシュでマシンを拭くことが徹底されていました。
ウェットティッシュが沢山詰まった大きなバケツ様の箱とマシンを拭き終わった後のウェットティッシュを廃棄するゴミ箱が用意されていて、会員さんが感染症対策に協力的にしっかり拭いているようで、安心しました。
しっかりとしたマナーで女性も安心
エニタイムフィットネスには、更衣室やシャワールームが付設されていました。
更衣室やシャワールームの前に携帯物を置く棚スペースが用意されていましたが、そのスペースで着替えてワークアウトに向かうことは禁止されているそうです。更衣室で着替えてくださいとのことでした。
携帯物を置く棚スペースで上半身裸になる場面に遭遇すると、女性の方は困惑すると思いますので、 エニタイムフィットネスのようにマナーがしっかりしたフィットネスジムはいいなと思います。
その他
その他、エニタイムフィットネスの特徴的なサービスを説明します。
・ 世界全店利用可能。海外出張先でも利用可!
・ 換気の徹底。2回/時間で店舗内空気を入れ換え♪
・ 1週間の無料体験サービスあり!
1週間無料体験サービスは、2,000円のディポジットをお店に払えば、1週間だけ無料で店舗をトライアルで利用できるサービスです(トライアル終了後、 ディポジットは返却されます)。
私はこのサービスを利用しようとしたのですが、1週間に1日だけの利用だと該当しないかもしれないと係員さんに指摘され、断念しました。
基本的に1週間にわたって継続的にトライアル利用することが前提となっているサービスのようです。
料金
エニタイムフィットネスの会費は店舗によって少し違います。
事前に通いたい店舗での会費を確認してみてください。自分が見学した店舗の月会費は 7,480円(税込6,800円、消費税等680円)でした。
マシン特化型24時間ジムの会費の相場はだいたい「7,000~9,000円」くらいです。
・エニタイムフィットネス 文京本郷店 月会費 8,140円
・ファストジム24 祖師ヶ谷大蔵店 月会費 8,470円
エニタイムフィットネスの会費はリーズナブルと感じました。
エニタイムフィットネスを「おすすめする方」と「おすすめしない方」
エニタイムフィットネスを個人的に体験してみて、エニタイムフィットネスをオススメしたい方とオススメしない方をそれぞれご案内します。
オススメする方
・室内プール・リラクゼーション施設・スタジオレッスンは不要な方
・24時間365日利用できることをメリットと感じる方
・最新のマシンを使いこなしたい方
・国内外の移動が多く、移動先でもワークアウトしたい方
エニタイムフィットネスでは、その名の通り、24時間365日、最新のフィットネスができます。ぜひ一度 エニタイムフィットネスに足を運んでみてください。
オススメしない方
① 室内プール・リラクゼーション施設・スタジオレッスンが欲しい方
② 料金を最安値水準で利用したい方
③ 男性の目が気になってしまう女性
① 室内プール・リラクゼーション施設・スタジオレッスンを受けたい
室内プール・リラクゼーション施設・スタジオレッスンを受けたい方は、ルネサンスのような総合型24時間ジムがおすすめです。
② 料金を最安値水準で利用したい
料金を最安値水準で利用したい方は、フィットプレイス24・チョコザップがおすすめ。マシンの充実を重視する方は「フィットプレイス24」、美容ケアや店舗への通いやすさを重視する方は「チョコザップ」がおすすめです。
◇ 料金が安く手軽に通える24時間ジム
・チョコザップ(全国1,000店舗以上、使い放題プラン月額2,980円)
・フィットプレイス24(全国 17都府県、通い放題で月額 2,980円(*))
((*)一部の店舗では料金が異なります)
① 専用24時間ジム「FIT PLACE(フィットプレイス)24」
② 24時間、365日、通い放題で「月額 2,980円」(*)!
③ 日本人の骨格に合う厳選マシン
④ トレーニングメニューは無料提供
⑤ 17都府県(2024.7時点)に店舗、拡大中
(*) 一部店舗では異なります
① 会員数 80万人突破!
② 全国に1,000店舗以上。通いやすい24時間ジムです。
③ 24時間365日 全店舗使い放題プラン 毎月 2,980円!
④ 完全個室「セルフエステ」「セルフ脱毛」も使い放題(*)
(*) 一部店舗
③ 男性の目が気になってしまう女性
男性の目が気になってフィットネスに集中しづらい女性は、女性専用24時間ジムをおすすめします。
体型が気になって・・できれば女性の中でトレーニングしたい!
いっぱい汗かいて歯を食いしばっている姿を男性に見られたくなくて・・
軽装なので、男性の目が気になる・・トレーニングに集中したい!
エニタイムフィットネスは男女共用の24時間ジム。実際、たくさんの男性がエニタイムフィットネスでトレーニングしています。
女性専用の24時間ジムを利用することで、こういった悩みは解決します。
① 女性専用24時間ジム「Amazones(アマゾネス)」
② 無料パーソナル4回付で安心です
③ 女性トレーナーによるプログラム・食事管理!
④ 女性だけの環境だからこそ高セキュリティ
⑤ 関東・近畿・中国地方に15店舗展開
① 女性専用24時間ジム
② 男性の目を気にせずトレーニングに集中できる
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④ 都内・横浜・茨城・福島に計6店舗(2024.7時点)
⑤ 月会費(税込み):6,578円~
① RIZAPから誕生した女性専用フィットネスジム!
② 24時間ジムがいつでも使えて、ヨガプログラムもあり
③ 美容ケア(セルフエステ・脱毛)も使いたい放題
④ 女性専用の綺麗な施設・アメニティ充実
⑤ 都内4店舗、月額 11,000円~、無料体験あり!
女性専用24時間ジムの特徴やおすすめジムを別の記事にまとめました。こちらも参考にしてみてください。
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